こんにちは、ヨリコです。
先日シャンプーレス断念の件を書きましたが、シャンプーレスをやってみて気づいたシャンプーをする時に気をつけるべきことをお話しておこうと思います。
シャンプーレスっていうのはそもそも、一般に売られているシャンプーが頭皮の皮脂を根こそぎ取り去ってしまうことで頭皮が皮脂を過剰に分泌するようになったりしてしまうので、シャンプーを使わずによく洗うことで正常な皮脂の分泌を促すと理解しているんですが。
宣伝なんかを見ると、頭皮ケアを謳っていたり、ダメージを補修、とか聞きますよね?
あれってどういうこと?なんて思ってしまったりもします。
私の考える結論としては、適切な量を適切な使い方で使うこと。
至極当たり前の結論なんですが、これが案外難しいんだと思います。だからこそ、頭皮トラブルがあるわけで。
ということで、あくまで自己流ですが、頭皮に極力負担をかけないシャンプーの手順を解説します。
ポイントは5つ。
- 髪を洗う前に髪の汚れなどを落とせるだけ落としておく。
- シャンプーを付ける前に頭皮をよくお湯で洗っておく。
- シャンプーの量は極力少なく、よく泡立てて使う。
- 洗い残しの無いようにしっかりと洗い流す。
- きちんと乾かす。
ポイントを踏まえ、手順を大きく3つに分けて解説していきますね。
1,シャンプー前の準備
- ブラッシング・・・獣毛のブラシで頭全体をブラッシングします。上からだけでなく、後頭部から前へ、右から左へ、左から右へなどあらゆる方向からブラシを入れることで、その日1日髪についたホコリ等の汚れを落とすと同時に髪の絡まりなどを解いておきます。
- 頭皮マッサージ・・・先端が丸くなっている柔軟性のあるブラシやマッサージ用のブラシなどで頭皮をマッサージします。これも普段あまり刺激されない横方向のマッサージもしましょう。頭皮を柔らかくすることで毛穴に詰まった汚れを落としやすくします。
これを怠っている方は結構多いのではないかと思いますがいかがでしょうか?
シャンプーレスはもちろん、シャンプーを使う場合でもこの準備段階は実は大切です。というのも、準備段階である程度の汚れを落としたりしておくことで、使うシャンプーの量を減らせるからです。使う量が少ないということは洗い残しの量も少なくて済むんです。
2,シャンプー
- お湯でプレ洗い・・・シャンプーレスを実践するくらいの気持ちで頭皮&頭髪をお湯で洗い流します。髪を濡らすという感覚で流すと頭皮まで十分に洗えていない場合があります。その場合は頭皮に皮脂が多く残っていてシャンプーを付けても泡立ちが悪いため、シャンプーを付け足すということをしてしまいがちです。これをすると完全にシャンプーの付け過ぎ。
- シャンプー洗い・・・シャンプーの量はロングの人でも1プッシュ。短い人は半プッシュほどで十分です。手のひらに少しのお湯を足して十分に泡立ててから、頭皮につけて洗っていきます。爪は立てずに指の腹で。市販のシャンプーブラシは先が硬過ぎないものを選びましょう。毛先をゴシゴシ洗ってはいけません。泡だったシャンプーの泡で優しく包むだけで大丈夫です。
- シャンプーを流す・・・髪についたシャンプーは流す前に手で軽く落としておきます。頭皮にシャンプーが残らないように入念に洗い流します。この時も髪をゴシゴシと洗わないでください。頭皮に十分にお湯が行き渡るように隅々まで流してくださいね。シャンプーの洗い残しが痒みやフケの原因になります。
- リンス or コンディショナー・・・量はシャンプーと同じかそれより少し多いくらい。絶対に頭皮に付けてはいけません。これもかゆみやフケの原因になります。頭皮から5cmほど離したところくらいから毛先を中心に付け、間を置かずに洗い流します。
メリット シャンプーブラシ | ||||
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3,ドライ
- タオルドライ・・・毛先をタオルで包み、優しく押すようにして水分を取ります。その後、頭皮のあたりをタオルで拭いていきます。どうしてもゴシゴシと拭いてしまいがちですが、なるべく優しく。
- ドライヤーで乾かす・・・ドライヤーは頭皮から10cmほど離して使います。まずは髪をかき分けて頭皮あたりを乾かしていきます。頭皮を乾かしている間にたいていは髪の中間辺りまで乾いてしまいますが、毛先が乾いていない場合は、毛先も乾かしていきます。半乾き位になったら粗いブラシを使って髪を整えながら乾かしていきます。この時ドライヤーは斜め上から当てていくとハネや膨張を抑えられます。
頭皮近くが生乾きのままいつまでも放置するのは痒みの原因にもなりますし、匂いの原因になることもあるので、きちんと乾かして寝るようにしましょうね。
最近では50代60代女性の薄毛が深刻化しているようです。
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早めの頭皮ケアが男性だけでなく、女性にも有効です。